アルゼンチンの軍事政権とロックナシオナル

ニューズウィーク日本版 World Voice 更新しました。

今回は2本立てで、アルゼンチンにとってとても大事な悲しい歴史、最後の軍事政権時代のことについて書きました。みんなにとって大事なテーマなので、私も大事に書きました。


*ひとつめ

軍事クーデターから45年。歴史を風化させないために木を植えようプロジェクト

→今も残るその傷跡、そして現在行われている運動について書いてみました。


*ふたつめ

アルゼンチンロック界の父、チャーリー・ガルシアの名曲「ディノサウルス」に込められた想い

→軍事政権下、厳しい検閲や脅迫を受けながらも自国で活動し続けた、アルゼンチンロックの父チャーリー・ガルシアと、彼がこの時代に残した作品など。音楽から見えてくる歴史を探りました。



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タンゴファンの方でアルゼンチンロックも聴くという方はあまりいないよな…とは思いながら、でもアルゼンチンにとって、チャーリーはスピネッタと並びとっても大事なアーティストです。

実を言うと、ロックはあんまり自ら進んで聴くことなく、私も同じく今まで有名曲をさらっと、くらいにしか聴いてきていないのです。でも、よし書いてみようと、作品や時代背景、アーティストのインタビューなど調べていくうちにすっかりハマってしまいました。


にわかファンではありながら、見えてきたものがとても面白かったので、私なりにまとめてみました。今までそのへんに放置してた箱は宝箱だった!という気分です。


この記事を見て興味を持たれた方で、もしもまだ見ていない方はNetflixの "魂の解放:ラテンアメリカのロック史"、おすすめです。ロックが好きでなくても、ラテンアメリカでここ50年何が起きたのか、時系列でわかるので面白いです。(但し、出てくるアーティストに偏りがありアルゼンチンでは超評判悪いです。笑)


一か月ずっと暇さえあればロックを聴きながら過ごしてみて思ったのは、私は勿論タンゴも好きなんですが、アルゼンチンが好きなんだろうなぁ、と。もう次から次に知りたいことが出てくるし、それを知っていくことが楽しくて。(休職中だからここまで出来たのですが)住んでいると大変でどうしようもない事ばっっっかり起こるんですが、それも含めて、多分好きなんだろうなと思います。


(歴史上の大事なテーマ&にわか知識に不安があったので、スペシャリスタMasayo Tanimoto さん、Hideto Nishimura 先生に投稿前に目を通して頂きました。ありがとうございました!)


Salieron mis nuevas notas para newsweek! Esta vez escribí sobre la época de la ultima dictadura y la vida de artistas que sufrieron en esa época, especialmente tomé el álbum de “la grasa de las capitales” y la letra de “los dinosaurios”.

En realidad no escuchaba casi nada rock nacional antes. Para escribir, empecé a escuchar mucho, ver sus biografías, entrevistas y las letras. ahora me siento que descubrí una caja de tesoro que lo dejaba por ahí!! detrás de las obras, cuantas historias que hay ... (Si quieren, me dejen comentarios sus canciones favoritas, así voy a seguir descubriendo!)

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